収縮期血圧と拡張期血圧について (適正範囲も紹介)
今回は"血圧"についての知識をサクッと関単にご紹介します。
血圧は、血管を流れる血液が血管壁に及ぼす圧力のことを指します。
血圧には大きく収縮期血圧と拡張期血圧という種類があります。
収縮期血圧は、心臓が収縮したときにかかる圧力の事で
拡張期血圧は、心臓が拡張したときにかかる圧力の事を言います。
よく"上の血圧"とか"下の血圧"という言葉を聞くと思いますが、
"上の血圧"が"収縮期血圧"の事で、"下の血圧"が"拡張期血圧"の事です。
血圧の数値の分類は以下の通りになっています。
上の表の「正常血圧」と「正常高値血圧」のあたりに血圧は収まっていることが望ましいとされています。
つまり、収縮期血圧は130未満、拡張期血圧は80未満が望ましいと言えると思います。
この機会に血圧を測定し、ご自身の血圧がどの程度か把握しておくこともよいでしょう。
参考文献)
・横山美樹、はじめてのフィジカルアセスメント、株式会社メヂカルフレンド社、2012
・日本高血圧学会、高血圧治療ガイドライン2019