夏に近づき、気温が高い日が多くなってきました。
暑い日には『熱中症』にならないように注意したいものです。
消防庁によると、令和5年6月5日~11日の間に熱中症による救急搬送者数は全国で900人となったようです。(総務省消防庁HPより)
これからも更に暑い日が続いていきますので、もっと増えていくことが予想されます。
熱中症対策の1つとして、よく言われているものに「水分補給・水分摂取」があります。
皆さんは、健康維持のために十分な量の水分を取ることが出来ていますか?
健康維持のための水分補給のポイントは
『水分摂取量』と『水分摂取のタイミング』です。
人は1日に2.5Lの水分を摂取する必要があると言われています。
そのうち、飲み水で摂取する必要があるのは1.2L程度と言われています。(厚生労働省HPより)
また、水分摂取のタイミングは起床時、食事の時、入浴や運動の前後など、1日の中でも数回に分けて摂取することが良いと思われます。
よく毎日1L以上水分を摂っているという方の中にも一度に大量の水分を摂取している方もいるようです。
一度に大量の水分を摂取しても、身体に水分を保持できず、尿として体外に出て行ってしまいます。
コップの種類にもよりますが、およそコップ1杯150mL~200mL程度となっていますので、1日の中で6~8回に分けてコップ1杯の水分を摂取することをオススメします。
また、コーヒーや緑茶、紅茶などの飲み物にはカフェインが多く含まれるものがあります。
カフェインには利尿作用があり、身体から水分が出て言ってしまうため、脱水傾向になりやすいとされています。
そのため、コーヒーや緑茶、紅茶などの飲み物の多量の摂取には注意が必要です。
暑い夏を快適に過ごすために適切な水分補給を心がけていきましょう。
[記事のまとめ]
・熱中症対策には適切な水分摂取が重要です
・1日に1.2Lを目安に水分を摂りましょう
・1日に6~8回を目安に水分を摂る機会を作りましょう
・カフェインを多く含む飲み物の摂り過ぎには注意をしましょう